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キャンサーバブルのエネミーデータ Lv HP 出現場所 入手カード N 700 アマケンがいかんの電波 キャンサーバブル EX 1300 アマケンがいかんの電波 キャンサーバブル,EX SP 1800 アマケンがいかんの電波 キャンサーバブル,EX,SP 攻撃名 攻撃力N EX SP 追加効果 バブルポップ 30 50 120 バブル ブーメランカッター 30 50 120 のけぞり HIT後無敵 ブレイク タイダルウェーブ 50 80 150 のけぞり HIT後無敵 大まかな行動パターンはバブルポップ×3~4回→ ブーメランカッターorタイダルウェーブ(※)→移動→再び バブルポップというパターンとなる。 ※タイダルウェーブは連続使用がないもよう。 ただ間があくので避けようとすることからシールド を張るぐらいの切り替えられる反射神経があれば 普通に防げはする。 かわすのが難しいブーメランカッター。モーションが見えたらすぐにパネル中央へ移動すること。1発目が来たら隣へ。再び中央へ行き、また隣へ。そうしてよけよう。またブレイクなのでガードは禁物。 前へ 次へ
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アイテム たからばこ ちいさないわ きのや ばくだんいわ ほしふるうでわ モンスター 名前 HP G ドロップアイテム ももんじゃ 3 12 ブーメラン ハリセン ドラキー 2 12 あくまのしっぽ いやしのチューリップ スキッパー 3 14 1000tおもり ブーメラン スカルガルー 3 16 ミサイル1 せいすい
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基本情報・全体解説 基本性能 サポート傾向 Lv50時のステータス 爆弾威力補正 固定サポート行動1 固有サポート行動2 固有オトモスキル1 固有オトモスキル2 体力 攻撃力 防御力 ガード 140 100 188 1.1倍 挑発の技 緊急撤退の技硬化笛の技 ガード性能の術【小】 ガード強化の術 怒り条件:プレイヤー被ダメ時・モンスター怒り時・モンスター合流時 パニック条件:オトモ被ダメ時・モンスター気絶時 解説 ガード猫の特徴として素のガード性能が他のサポート傾向よりも高く、加えて「ガード性能の術【大】」を装備すると大半の攻撃を無傷でガード出来るようになる。 (ガード猫:大剣相当?、他サポート:片手剣相当?) さらに攻撃をガードした際のゲージ上昇量が高く、例えばゲージ1⇒2においては4回ガードすれば1ゲージ分近く溜まる。 その反面攻撃を当てた際のゲージ上昇量が低く、近接攻撃は他のサポート傾向に少し劣る程度だが、ブーメラン攻撃のゲージ上昇量はアシストやコレクトの約1/3である。 これらの特徴から、ゲージを順調に稼ぎながら狩りをするには、モンスターの攻撃をかなりの頻度でガードしながら戦う必要がある。 その性質上、ガード性能の術【大】を装備しても削りが発生する攻撃を多用するモンスターとは相性が悪い(特に獰猛化)。 また、ガードをしないとゲージが溜まりにくいのでモンスターの狙いが散らばってしまうマルチは苦手であり、総じてソロ向きのサポート傾向と言える。 ガード猫の利点としてはステータスの高さがまず挙げられる。 Lv50 (武器、防具、護符、スキルなしの値) サポート傾向 体力 近接攻撃 遠隔攻撃 防御力 ファイト 140 120 120 145 アシスト 140 90 90 145 ガード 140 100 100 188 攻撃力はアシスト、コレクト、回復より高くファイト、ボマーより低い、そして防御力は全サポート傾向中最大と優秀なステータスを持っている。 また、固有技で「緊急撤退の技」を持っているので生存率はとても高い。 討伐タイムは長くなりがちではあるものの、避けづらい攻撃を多用してくるモンスターを安定して狩りたい際におすすめのサポート傾向である。 標準ブーメラン型 サポート行動 確定:緊急撤退(固有2) 巨大ブーメラン 貫通ブーメラン(要伝授) 選択:火力技、回復技、サポート技各種 オトモスキル 確定:ブーメラン上手 ガード性能の術【大】 選択:ガード強化(相手モンスターによって選択) その他の防御スキル、防音や耐震は基本的に不要である。 運用方法 ブーメラン上手によって硬直を短縮し、普段はブーメランを投げつつ危なくなれば相手の攻撃をガードしていく。 一般的なブーメランニャンターと比べた場合の利点は、たいていの攻撃をガードをしてからカウンター気味にブーメランを投げられる事。 これによって、巻き込み範囲の広いモンスターが相手でも安全に立ち回りつつダメージを取る事ができる。 ゲージ回収速度がモンスターの行動によって大きく変わるので安定してゲージを稼ぎにくく、場合によっては最初の貫通巨大ブーメランまで非常に時間がかかるのが難点。 連続攻撃持ちの相手や振動攻撃を多用する相手だとゲージ回収が楽なので相性が良い。 特に二つ名ウルクススなどは攻撃と雪煙が同時にガード出来てノックバック小なので、そのままガーキャンブーメランを投げられる。 ガードゾンビオトモ型 サポート行動 確定:緊急撤退(固有2) 閃光爆弾 応援ダンス 選択:回復笛、罠、特大タル、こやし、超音波 オトモスキル 確定:ガード性能の術【大】 ゾンビーの術(要伝授) 選択:サポートプラス ガード強化の術 運用方法 テンプレ 〇〇型 サポート行動 確定: 選択: オトモスキル 確定: 選択: 運用方法 使用感を交えた育成論の投稿や、それに対する感想など。 コメントで投稿された「挑発怒りラッシュ型」を記事本文へ移しました。 -- (名無しさん) 2016-01-08 19 49 46 本スレやオトモスレで話題になってたゾンビーガードオトモについてはまだ書かれてないのかな -- (名無しさん) 2016-03-20 16 33 19 万能ガード型(ニャンター) ・サポート行動 確定:挑発の技(固有1)・緊急撤退の技(固有2)・武器強化の技・こやし玉の技・回復笛の技 選択:薬草笛の技・超音波笛の技・ネコまっしぐらの技・ネコ爪乱舞の技 ・オトモスキル 確定:ガード性能の術【小】(固有・1)・ガード性能の術【大】(2)・ガード強化の術(固有・2) 選択:細菌学の術(1)・だるま早割りの術(1)・耐震の術(1)・風圧無効の術(2)・反撃サポート上昇の術(2) ・運用方法 とにかくガードして、ちまちま反撃しつつ、溜まったゲージを消費して行動するスタイル。 状況に応じて、攻撃・回復・補助の技を選べるのが良い。 普段は「ネコまっしぐら」を使い、隙が大きくなったら「武器強化」や「ネコ爪乱舞」で畳み掛ける。 パーティの体力が少なくなったら「回復笛」を使い、自分が危険になったら「緊急撤退」で離脱する。 モンスターの分断や拘束攻撃からの脱出には「こやし玉」を。 スキルに関しては、「ガード性能の術【大】」と「ガード強化の術」が必須。あとはお好みで。 -- (モアイくん) 2016-06-06 23 42 22 ゾンビーガード型(オトモ) ・サポート行動 確定:挑発の技(固有1)・緊急撤退の技(固有2)・回復笛の技・超音波笛の技・こやし玉の技 選択:ネコまっしぐらの技・ネコ爪乱舞の技・閃光爆弾の技・大タル爆弾の技 ・オトモスキル 確定:ガード性能の術【大】(2)orガード強化の術(固有・2)・ゾンビーの術(伝授・2) 選択:反撃サポート上昇の術(2)orサポートプラスの術(2)or混乱無効の術(2) ・運用方法 継続戦闘能力を高めたスタイル。 配信限定オトモの「セブンX」は、ほとんどのサポート行動・スキルを覚えているのでオススメ。 -- (モアイくん) 2016-06-07 00 00 02 •ガードボマー型 ・サポート行動 確定: 挑発の技(固有1)・緊急撤退の技(固有2) 選択:特大タル爆弾の技・大タル爆弾Gの技・設置型爆弾Gの技 ・オトモスキル 確定:ガード性能の術【大】 ・爆弾強化の術(要伝授) 選択:1スロお好みで ・運用方法 ガードでゲージを溜め、爆弾威力補正の高さを活かし爆弾で攻めていくスタイル。 R→Xはスキが少なく、ブメ連撃にも、登り振り上げ→大車輪にも繋がるのでこれを基本に張り付きます。 モンスターにもよりますが、ガードの機会を増やすため張り付くのでブメは使いません。 ソロ向きですが獰猛相手なら挑発使いながらPT戦もできます。 -- (ねこにん) 2016-08-30 11 09 41 自分でガード猫ニャンターやるならガード性能大は必須だけど、オトモの場合はガード性能大小両方つけないと意味ないのと、オトモのみガード強化で背面ガードや確率オートガードが付くから、サポートプラスとガード強化、ゾンビーが一番いい -- (名無しさん) 2016-11-06 01 42 05 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ミコノスの顧問である京大の教授。 ブーメランサークルもやっている。 ギラギラしていて男らしい。 ちなみに男性用水着とのブーメランつながりで顧問になってくれたとのウワサもある。 ミコノスのメンバーだからといって単位をくれるほど甘くはない。
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ムーンナイト 怪力: 二段ジャンプ:空中前転 固有投げ:投げ上げた敵に飛び道具を浴びせる 通常のキャラより、一段目のジャンプの伸びも良い気がする クレセントダーツ 複数の飛び道具を前方に発射。 自動照準性能は無いが、レベルを上げれば投げる数が扇状に増えるのでヒットさせやすくなる。 LVを高く上げても一発一発の威力は低いままだが、 密着すれば一体の敵に全弾命中するため、威力は弾数分倍増する。 スタッフスラム R 物理ダメージ ジャンプしてから武器を地面に叩きつけて衝撃波で攻撃。 命中した敵はダウンするが、大型のザコには効かない。 この手の技にしては隙が小さいが、威力はかなり低い。 ダウン狙いで使うにしても、ポイントは振らなくていいだろう。 ケーブルショット M 物理ダメージ ケーブルを飛ばして直線上の敵に貫通攻撃。 溜めると飛距離と威力が伸びる。 打ち出した時と巻き戻す時で2HITする上、ダウンした敵にもヒットする。 ムーンナイトの技の中では最も威力が高い。 ブーメラン 三日月状のブーメランを投げる。ヒットしたザコはダウンする。 発射時に押しっぱなしにする事でブーメランを直接スティック操作可能。 操作中は本体は動けない。一定時間でブーメランは消える。 ボタンのホールド無しに発射すると直線で飛び、発射の隙は無くなる。 威力が低めなのがネックだが、ダウン性能があるので、 操作して次々ヒットさせていけば敵集団を無力化できるため、状況によってはかなり便利。 大型のザコやボスはダウンしないが、細かく操作する事で連続ヒット=大ダメージが狙える。 ヌンチャク 発動:シェイク 前方の狭い範囲にヌンチャクで攻撃。威力は中程度。 単発で見ると高威力の通常攻撃といった具合だが、連打で攻撃を出しつづける事が可能。 ブンブン振り回しながら移動する事も可能で、敵の体力を猛烈な勢いで削れる。 かなり使い勝手に優れているのだが、多用するとEPが尽きてしまいがち。 シェイクで発動すると技が維持できない。使うならB選択にセットしよう。 スタッフコンバット 発動:選択 メイレーの威力と射程を伸ばす自己ブースト技。 発動すると棍棒を装備し、外見上でも変化する。 10LVで40%上昇。 フルムーン MAP上に敵を赤い点で表示し、それと同時に自分単体の回避率を上げる。 赤い点はかなり色が暗く、敵の位置の把握には、ハッキリ言って役に立たない。 しかしMAXの15LVにもなると50%もの回避率となり、 あらゆる攻撃の半分は無効化してしまうのだと考えると、恐るべき高性能とも言える。 ルナーエクリプス エクストリーム技。 無数のブーメランを発射。壁で乱反射してヒットする。 威力は低めだが、多段ヒットする狭い地形だと殺傷力が跳ね上がる。
https://w.atwiki.jp/tatsuyanv/pages/25.html
リンク 700m前後 1.バットを取る 2.小2段J、BD空中上A(右 3.右に1か2J、BD空中上A(左 4.バット横S投げ、バットを取り通常上投げ 5.跳ね返ってきたS君がバットに当たったら下A 6.BD空前A 7.右上に通常横B、戻ってきたらバットS右投げ(ブメが当たる) 8.バットを拾って打つ 4の後の横Bが出来ない人の方法です。 800m前後(1) 1.バットを取る 2.小2段J、BD空中上A 3.右に2段J(1段Jでも可)、BD空中横B 4.S君に近づき、バット横S投げ、バットを拾い通常上投げ 5.横B左にS投げ、跳ね返ってきたS君にバットが当たったら下A 6.BD空上(前)A(ブーメランで止まる) 7.BD空前A 8.バットを拾って打つ 結構意味不明ですが慣れると結構できるようになります(? 4や5で、S投げと通常投げを混同しないように気をつけましょう。 5のブーメラン投げは、上投げの後なので軌道が上に逸れることがあります。注意してください。 7は空NAでも可。但しその場合は離れた方が良いみたいです。 800m前後(2) 1.バットを取る 2.小2段J、BD空中上A 3.右に大きく2段J、BD空中横B 4.バットを拾い、バット横S投げ 5.J後バットキャッチ、2段JからBD空中前A 6.跳ね返ってくるので、空中バット下投げ空中NA先端 7.J後バットを取り、2段Jからブーメランを右に弱投げ 8.跳ね返ってきたS君にバット下S投げ(ブーメランで止まる) 9.即バットを取り、打つ (1)の方法が出来ない人向けです。 但し、少し速く行動しないと間に合わないので、無駄な動きを出来る限り無くしましょう。 900m中盤~後半 1.バットを取る 2.小2段JBD空中上A 3.J(2段Jでも良い)、BD空中横B 4.バットを拾い、バット横S投げ 5.バットを拾い、バットを上に投げて横Bを左にS投げ 6.地上下A、2段J空中上A 7.J、BD空中NA先端当て 8.横Bを右上に弱投げ 9.バットを拾い、跳ね返ったS君にバット横S投げ 10.バットを拾い、打つ 7では多少下がり下がります。 この方法は早めに振っても大丈夫だと思います。 900m後半~1000m(日本語版推薦) 1.バットを取る 2.小2段JBD空中上A 3.J(2段Jでも良い)、BD空中横B 4.バットを拾い、バット横S投げ 5.バットを拾い、バットを上に投げて横Bを左にS投げ 6.地上下A、2段J空中上A 7.J、BD空中前A先端当て 8.Jしてバットを拾い、横Bを右上に弱投げ 9.バットを拾い、跳ね返ったS君にバット下S投げ 10.バットを拾い、打つ 7で高く浮くのでバット下S投げが上手く当たりにくいときもあります。 1000m以上 1.バットを取る 2.小2段JBD空中上A 3.J(2段Jでも良い)、BD空中横B 4.バットを拾い、バット横S投げ 5.バットを拾い、バットを上に投げて横Bを左にS投げ 6.地上下A、2段J空中上A 7.Jしてバットを拾い、空中J、バット下投げ急降下空中NA 8.横Bを右上に弱投げ 9.バットを拾い、跳ね返ったS君にバット下S投げ 10.バットを拾い、打つ 全体の早さとバット下投げ急降下空中NAを出来るかどうかにかかってます。
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BRC(ビームライフルキャンセル) 【解説】 格闘を当てた際、その隙をBRでキャンセルする基本中の基本テクニック。 主に隙消し、またはコンボに組み込む等の利用法がある。 BRでなくとも、メイン射撃でキャンセルする場合はBRCと表記することが多い。 当然、格闘を外した際の隙をBRCなんてことはできないのであしからず。 また、機体によってはBR以外(ブーメラン等)にも格闘硬直を射撃武器でキャンセルできるものがある。 以下にその一例をあげておこう。 FEC 正式にはフラッシュエッジキャンセル。FEとはソードインパルスの持つブーメランの名称。また、デスティニーのフラッシュエッジ2でキャンセルこともFECと指す。 SEC 正式にはシャイニングエッジキャンセル。SEとはジャスティスの持つブーメランの名称。基本的に上と同じ。 LFC 正式にはリフターキャンセル。ジャスティスのリフター(ファトゥム01)でキャンセルすることの略称。 サブC サブ射撃でキャンセルすること。上に記述するLFCや、セイバーやゲイツRの格闘→サブ射撃などを表す時に使われる。 特射C 特殊射撃でキャンセルすること。デスティニーのFEは特射で投げるため、これに分類される。また、相手を吹っ飛ばす格闘などの後のBRCをヒットさせやすくするため上昇しながら撃つテクニックを表す時に良く使う略称。なお、特殊射撃を持ち特射C可能な機体は特射に化けるのを防ぐ為にジャンプをずらし押し入力にしよう。 ブメC ブーメランでキャンセルすること。上記のFECやSECをさらに簡単に言ったものという認識で良い。 なお、CSCは似てこそいるものの別テクニックなのでそちらを参照に。
https://w.atwiki.jp/saine/pages/35.html
近距離 武装次第であるが短杖装備の場合は狙っていく距離である。 短杖を持ち替えながら連続で水玉を設置し相手を壁に追い詰めよう。 うまく壁とサンドイッチや水玉同士でサンドイッチできれば大ダメージを与えることができる。 ただし、密接になってしまうと格闘以外相手にあたる攻撃がなくなるので注意しよう。 また、ブーメラン装備の場合は相手をロックして射撃しがちだが、余裕があればロックを外して相手に当たるように射撃してみよう。戻りの判定でおいしい思いをできる。 中距離 味方よりも後ろに下がりつつ相手の隙をついていこう。 ブーメランは確実に狙った敵のみを攻撃する場合はロック、そうでない場合はロックを外すなど使い分けよう。 基本的に、味方を囮にしつつ、味方に攻撃をあてないようにブーメラン、魔道書、長杖で予測撃ちをしていくことになる。 サイネリアの長杖魔法は微妙にスピードが遅いのでロックするよりも相手の進行方向に置いておく感じだと意外と効果がある。 魔道書も相手が移動しそうな場所に打ち込んだりして味方を支援しよう。 なお、地雷はブーメランで起動できる。自分or敵の設置した地雷はこの距離でこちら側から能動的に起動して処理してしまおう。 遠距離 剛刃ヴァジュランダも届かない距離ではサイネリアは何もできない。 ただ、補助魔法装備などの場合、戦況全体を見渡して(レーダー含む)状況によってはラジオチャットで指示を送ることを意識しよう。 回復に戻ってきてもらうなり、こちらから攻撃、速度アップをかけにいくなりしていこう。 必殺技は声を聞いてから回避余裕だが遠距離から撃つと声が聞こえづらくなり必殺がわからない時もある。 遠距離にいるよりも中距離の方が出来ることは多いので接近してもいいだろう。
https://w.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/2702.html
『鳩山一郎回顧録』、不名誉にもデマ「朝鮮進駐軍」のネタにされ 『鳩山一郎回顧録』文芸春秋新社1957.10.20初版 序文は1957年6月の日付です。 国会図書館では禁複写となっていましたので、鉛筆で書き写して、帰宅してからキーボードをたたきました。 なお、引用文中の青字、下線部分は、WEBで流通している『つまみ食い』引用箇所です。WEB流通モノには細かな誤記もあります。 つまみ食い例1:http //academy6.2ch.net/test/read.cgi/history2/1171095674/ つまみ食い例2:http //ameblo.jp/create21/entry-10510221023.html 国会図書館では、書籍に書込みがあって消せないとき「禁複写」物件となるようです。私が出庫してもらった本には(1冊しかない)、赤いボールペンできわめて乱暴な傍線が引かれていました。傍線箇所は上記の『つまみ食い』箇所と一致していました。国立国会図書館にお出かけの際にはお確かめください。http //opac.ndl.go.jp/recordid/000000972040/jpn p38~42から引用~~~~~~~~~~~~~~~~ 反共連盟提唱のこと 終戦後の新党結成―総選挙―第一党復活―組閣着手―追放と、今から思うと私の眼前には全く走馬灯のような情景が次から次へとくり広げられて来る。私の追放問題が最初に伝ったのは誰かが民政局から聞いてきたという話が伝った時だった。 (引用者注)1943 鳩山一郎、東條内閣を批判し、軽井沢へ隠遁。1945.8.15 敗戦、その後軽井沢から上京1945.10 自由党を結成1946.1.4 公職追放令 鳩山一郎の名は追放予想名簿にはなく、「戦争責任者の追放は当然の措置」と公職追放令歓迎の鳩山談話 朝日新聞1.6「無血革命は来る」の見出し1946.2.22 自由党、総選挙を前に「反共声明」1946.3 追放者名簿出揃う1946.4 総選挙(初の普通選挙)で日本自由党が第一党 1946.4 追放者名簿から外れた鳩山一郎に再審査1946.5.3 A級戦犯裁判審理が開始1046.5.4 マ元帥日本政府に鳩山一郎の公職追放を指令 公職追放http //ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E8%81%B7%E8%BF%BD%E6%94%BE GHQの組織軍最高司令官総司令部は、軍事部門である参謀部と専門部局である幕僚部から組織された。 参謀部 ・ 参謀第1部(G1 人事担当)・参謀第2部(G2 情報担当)プレスコードの実施を担当 ・参謀第3部(G3 作戦担当)・参謀第4部(G4 後方担当)※特に諜報・保安・検閲を任務とする第2部(G2)が大きな発言権をもっていた。占領中に起きた数々の怪事件は、G2とその下にあったいくつもの特務機関(キャノン機関など)が関与したとも囁かれている。幕僚部・民政局(GS Government Section 政治行政)・経済科学局(ESS Economic Scientific Section 財閥解体など)・民間情報教育局(CIE Civil Information Educational Section 教育改革など)・天然資源局(NRS Natural Resources Section 農地改革など)※特に民政局(GS)が「非軍事化・民主化」政策の主導権をもっていたが、GSにはルーズベルト政権下でニューディール政策に携わっていた者が多数配属されており、日本の機構改造のために活動した。 なんでも政治部長のマーカム中佐という人の次席にシンバルという少佐がいて、それが知日家で「鳩山のパージの話が出ているから注意したほうがいゝ」とたしか松本君あたりが聞いて来たように思う。まだこの話は、当時の終連にいた曾禰益君が同じ情報を聞いて来たのに、上役の総務局長だった井口貞夫君が握りつぶし、上に出さないで伏せてしまった。政治的な処置を全然しなかったという話を聞いている。 (引用者注)終連終戦連絡中央事務局(しゅうせんれんらくちゅうおうじむきょく、Central Liaison Office)とは、太平洋戦争の終結に伴いGHQとの折衝を担当する機関として1945年8月26日に終戦連絡事務局官制(昭和20年勅令496号)により設置された政府機関をいう。略称は終連。wikipedia「終戦連絡中央事務局」 白洲次郎君がこれを聞いてG2(参謀第2部)に行って「GS(民政局)は怪しからん、鳩山をパージするといっている」とネジ込み、白洲君はこれで鳩山パージは押さえたものと思い込んで、「鳩山は大丈夫、パージにならん」と流していたらしいが、とにかく日本政府の側で、政治的に全然動かなかったことも原因しているのではなかろうか。 つまり政治交渉が足りなかった訳だろう。これは追放になる前のことだが、司令部の民政局から呼び出しが来た。名前を思い出せないがなんでも最初の政治部長だったと思う。確か少佐でオランダ訛りの男だったが、例の京都事件を調べるというのである。 その時は安藤正純と山本勝市の両君がついて来たと思う。私のパージはつまり私が斎藤内閣の文部大臣時代に文部省の共産主義に対する取扱いがよくなかったことから出発している。 たとえば長野県で百何十人かの小学校の教員を免職にした。これは共産主義者を知事が免職にした事件だ。共産主義者を免職にしたことを自由主義者を迫害したというふうに解釈した訳である。京都大学教授の滝川幸辰君を免職にしたのは当時内務省が発売禁止にしている本の内容と同じことを教えていたから免職にしたので・・・・・と色々話したら「よく分かった」ということで帰ってきたことがある。何しろあの追放の時、司令部のディレクティーブ(指令)に書いてあることは全部「アカハタ」に書いてあったものと同じものであった。「アカハタ」に書いてあるものを英文にしたものが、私のパージの理由だった。 (引用者注)長野県教員赤化事件1933年2月http //oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/khronika/1931-35/1933_02.html br()滝川事件1933年に京都帝国大学で発生した思想弾圧事件。火付け役は民間右翼の蓑田胸喜で、京都帝国大学教授で司法試験委員でもあった滝川幸辰をねらいうちにした。騒ぎは一旦は静まったところ、文部大臣の鳩山が滝川を名指しして大学側に免職を求めたことから、全学の抗議が巻き起こった。パージの理由パージとは公職追放のこと。「ディレクティーブ」と「アカハタ」が同じ物だったか、検証は面白いかもしれない。 ここで、私の追放のきっかけになった反共連盟提唱のことを書き加えておこう。 私が反共声明を発表したのは昭和21年4月の総選挙を前にした同年2月22日のことである。大体次のような要旨の声明をその日、自由党本部から発表した。 「‥‥現下の政情を観察するに、極右ファシズムの潰滅は直ちに極左の矯激に顛落せんとするの危険が甚だ濃厚である。国家の前途寔に寒心に堪えない。吾人は正義と穏健との政治を堅持し、保守主義民主政党の擔うべき使命に認識を新たにし、いよいよ責任を感ずると共に共産主義に対し断乎たる態度を表明しなければならない。国民諸君は民主戦線の名に隠れて共産主義の爪牙を磨く虎視耽々たる事実を忘れてはならぬ。‥‥わが党は国民の九割を占める勤労大衆の立場を無視する政治があり得ざることを指摘し勤労者の利益代表は無産政党の専売なりとなす僻論には一笑をもって酬ゆば足りる。 わが党は夙に民族の危機を切り抜け真の民主主義社会建設のために徹底せる高度の社会政策を用意し、その構想たとえば米国に成功せるニューディール方式の如きまで発展すべきものと考える。 ‥‥保守主義諸政党の先覚よ、今ぞ国家を興し、民族を愛する情熱に燃え、小異を捨てて大同に就き揺るぎなき政界の安定勢力を確立すべき秋であると確信する。」 (引用者注)ニューディール方式の如きまで・・・この章節は、鳩山の追放指令を発したGS(民政局)批判で一貫しているのだが、追放前の2月に出した「反共声明」のなかで、ニューディールを持ち出して民政局との協調を表明していることが興味深い。鳩山は1月早々の「公職追放令」公布時に「追放は当然の措置である」との談話を発表しており、自分は民政局派だから追放対象者になるわけが無い、と自認していたフシがある。 この反共声明が共産党を刺戟してソ連の横槍となり、占領米軍中の左翼一派の乗ずるところとなって私の追放のきっかけを作ったのである。私があの反共声明を思いついたのには、実は次に述べるような理由があったのである。その前年の十一月新党が結成されて、十日程経て私は新党総裁として日本自由党の使命を説くために全国遊説を始めた。 11月18日京都、19日大阪、21日大津、22日岐阜、これらが皮切りであった。それから東北に2回、九州に2回出かけていった。12月22日が仙台の演説会、翌23日が青森の演説会となっていた。前者は大石倫治(現大石武一君の亡父)等、後者は小笠原八十美君と以前からの約束である。私は12月19日の夜書生一人を連れて出発しようとした。 その時上野の駅で、二等車の隅っこに座っていた。そうすると中華民国人が数人でもって二等車の中に「この車は占領す」という旗を立てた。そして十人位の第三国人が「この部屋をみんな出て下さい」という。出ない爺さんが一人いた。そうするとこれを私の前で殴るのだ。 私は体の大きな力の強い書生を連れていたが、それが、 「危険ですから出ましょう」 というので出てしまった。青森に行く約束の時間はその汽車に乗らなければ間に合わないものだから、もうセッパ詰まって列車の先から尻まで駈けて歩いたが空いている席は一つもないし、窓は閉まっている。みんな窓から入るので内側から閉めちゃって入れないようにしている。そんでよんどころなく進駐軍の車に飛び込んで「自分はこういう身分で遊説に行くんだがこの汽車に乗らなければ行かれないんだ」と頼むと「ここへ坐っていきなさい」といってくれた。全く有難かった。しかしほかの車は寒いのに進駐軍の車だけは暖かくてまるで極楽みたいだ。 (引用者注)二等車JRの前身の国鉄では、1960年まで一等車から三等車までの三等制だった。当時一般庶民は三等車に乗っていた。終戦によって一等車は米軍に接収され、二等車は特権階級のものだと思われていた。 (引用者注)つまみ食い『つまみ食い』と私がいうのは、実際は「体の大きな力の強い書生」の勧めで鳩山一郎は車両の外に出て難を逃れたのであるが、その部分を引用しないことで、恰も鳩山一郎自身が暴行を受けたかのように思わせたり、鳩山一郎が暴行を受けたと明記する別のデマ文書との整合性を諮ろうとする姑息なトリミングのことである。 私がその中に入ったので、貴族院の誰だったか、「私も何うか乗せて下さい」と頼んだら「この人の従者だったら入っていい」という。そうなると私もわたしもという奴が出て来たが「そう沢山はいけないが、六、七人までなら許そう」と先方が行ってくれたので、結局五、六人の人が私の従者ということになって喜んで乗り込み仙台までたどりついた。 (引用者注)進駐軍の特権二等車を追い出されたのは災難だったが、結局、進駐軍専用車両という「進駐軍の特権」にすがりついた、という話のようだ。 仙台に行って演説をして、仙台から青森に行くためにも散々苦労した。青森から帰る時も朝鮮人が列車を占領して駅長に向って「この列車は朝鮮人だけに限ると声明しろ」と強談判している。駅長が「それは断じて出来ない」と拒絶した。 (引用者注)朝鮮人の要求の原因それが何だったのか、鳩山一郎が言わなかったのか筆記者が文字にしなかったのか、不明なのは誠に残念である。1945年12月当時は、朝鮮半島から強制的に労働動員されていた朝鮮人の帰還輸送の最盛期でもあった。この帰還事業のコーディネーションの一切はまだ朝鮮人自治団体に任せられていた。その中で国鉄との軋轢もかなりあったとされている。 (引用者注)朝鮮人の送還事業戦後直ぐの帰国送還事業については、1945年11月以降はGHQから日本政府に発せられた「覚書」でその様子を窺い知ることができるが、それ以前のことについては、まとまった記録が見つかっていません。強制的に戦時動員された朝鮮人労働者が、政府もGHQも実施方針も管理体制を持たないときに怒涛の如く郷里を目指し大規模の民族大移動となった。最初は内地の戦争遂行協和組織であった「一心会」や「協和会」が送還の面倒を見たものの、それらは直ぐに解体され、自治団体として「在日本朝鮮人連盟(朝連)」が取って代わり、帰国者の家や家財道具の整理、国内移送列車の確保、1000トン以下の帰国船の配船、出航港湾付近での宿泊や食糧の供給など一切を仕切っていたようだ。 「断じていけない」といえばそれが通るのに、その点、東京の駅はだらしないとその時思った。帰って来てから痰に血が出だしたので当時私が厄介になっていた麻布の石橋正二郎君の家のお医者さんの木村博士に診てもらったら「こりゃ大変だから専門医に診てもらえ」という。そこで伝研の今野博士を呼んだら「絶対安静」ということである。 丁度その時に司令部のなんとかという大佐が是非会いたいといって来た。「今医者から三日間位絶対安静ということだからお目にかかれない」と断った。ところがその翌日気分がよくなったので急いで九州に立ってしまった。すると司令部の方では、「司令部を馬鹿にしている」と非常に怒り、空気が馬鹿に悪くなったようだった。こっちは日程をフイにしないようにと思って無理に立っていったのである。 その時九州に行って感心したのは、福岡は割合に静穏なことである。朝鮮人が福岡駅を占領した時に、九州大学の青年達がみんなで朝鮮人を叩き出してしまったのですっかり騒ぎが納まったということを聞いて、流石九州男児だなァと思ったりした。それでその時思ったのは、日本では共産革命は割合に楽だと感じたことである。面と向って自ら犠牲になって阻止する者が出て来れば出来ないが、自分で責任をとって防ぐ青年がいなかったら共産革命が成就すると思った。多数は要らないが適当な防衛力は要ると思ったのもその時のことである。何うしても自衛隊を持たなければならないと痛切に考えて自衛軍の構想をその時から持ち始めた。私は当時方々を歩いて、自衛軍の設備と反共ということを同列において私が演説したのはそういうところから来たのだった。こうして私の二十一年二月二十二日の反共声明は発せられたのである。 (引用者注)九州大学の青年達学生達の話は興味深いので、是非とも新聞をさがしてみたい。 コメント欄 名前 コメント すべてのコメントを見る デマ『朝鮮進駐軍』
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プロローグ <1> フラップ・フラップ。 鳥は羽ばたきます。 薄汚れたビルの谷間から覗く僅かな空へ向かって。 路地裏に開けた空き地は建設が頓挫したマンションの建設予定地である。 駅前再開発計画の余波で古びた商店街周辺の地価が下がり建設計画は無期延期となった。 建築資材が野晒のままに捨て置かれ、生い茂った雑草に埋もれつつあった。 周囲は入居者が少ない雑居ビルに囲まれており、唯一面している通りは昼間でも人通りが殆どない。 表通りでは何かの宣伝を大音量で掻き鳴らしながら広告トラックが通り過ぎてく、煩い。 汚れたビル壁にもたれる様に泥酔した中年のおじさんが座り込んでいた。 小津夏美がここを通りかかったのは単純に急いでいたからだった。 両親が旅行で出かけている為、夕飯を自分で用意しなければならず。 買い物の時間を考えると少しでも早く電車に乗る必要があった。 学校から駅まではこの裏路地を通れば10分ほどの時間短縮になる。 「オゲェ~、ウェロゴベァ~」 夏美が横を通り過ぎようとした時、おじさんが立ち上がり空き地に向かって盛大に嘔吐した。 「あのう、大丈夫ですか」 人の痛みを理解できる人になりなさいという両親の教えが夏美を心優しい少女へと成長させていた。 「ああ、俺は大丈夫さ。でもこんな人気のない場所で見ず知らずの男に声をかけるお嬢ちゃんは大丈夫じゃないかもしれねえなあ」 小太りの中年であるおじさんがぐるりと体を捻ると夏美の首を掴んだ。 「痛いッ、く、苦し…」 悲鳴を上げた夏美に対して男はにやにやと笑みを浮かべて腕に力を込める。 夏美が腕を振り解こうと暴れようとするが、突如として男の吐瀉物からにゅるりと腕が伸び夏美の腕と足を掴む。 「痛いか~、ゲロゲロ。でも俺の嘔吐男(オートマン)からは逃げられねえんだよなあ」 夏美の首をへし折るほどの力を込めると夏美がガクガクと震えた。 「いいね。この瞬間。ゲロゲロッ!たあのしいなあ!」 どくん。 夏美の心臓が大きく震える。 「おいおい、俺の獲物を横取りするなんてひどい奴もいたもんだ」 今まさに夏美の首が折れようかという瞬間。 路地の先から若い男の声が響く。 「なあ“フロッグマン”の旦那!」 若い男がナイフを“フロッグマン”に向けて投げる。 「ゲロッ!?なんだァ!手前は!」 フロッグマンは夏美を嘔吐男に任せ悠々とナイフを回避する。 「ブーメラン!」 若い男が叫ぶとフロッグマンに当たらなかったナイフがくるくると回転し弧を描く様に戻りくる。 その軌道はまさにブーメラン。 予想外の軌道を描きナイフがフロッグマンの肩に突き刺さる。 「ゲロ~ッ!」 フロッグマンの顔が苦痛に歪む。 どくん。 夏美の心臓が大きく震える。 「手前は“ブードゥー・メランコリック”か!」 「イエース!宜しくゲロ男のフロッグマン!そしてさようなら、だ!」 ブードゥー・メランコリックは拳銃を投げる。 「ブーメラン!」 拳銃がくるくる回りながらブーメラン軌道を描き銃弾を乱射する。 「ゲロゲロッ!甘いんだよォ!」 吐き散らかされた吐瀉物が人型を形成しフロッグマンを攻撃から庇う。 銃弾はゲロに飲み込まれ勢いを失う。 「ゲロ!ゲロゲロゲロ!」 フロッグマンは笑いながら嘔吐を続け、嘔吐男を生成する。 ブードゥー・メランコリックは小型の斧を両手に構え投げ放つ。 「トマホゥク!ブーメラン!」 左右から回転する斧が嘔吐男を粉砕しブードゥー・メランコリックの手元に戻る。 ブードゥー・メランコリックはショルダーバックから武器を取り出し手当たり次第に投げつける。 ブードゥー・メランコリックの魔人能力「ブーメランエフェクト」は投げた物を何でもブーメランにする。 対するフロッグマンの魔人能力「嘔吐男」はゲロを人形として操る能力である。 ともに東京に跋扈する魔人殺人鬼であり、おもに少女を狙う変態であった。 互いの魔人能力がその異能を発揮する中。 小津夏美の心臓がどくどくと鳴り響いた。 「ねえ、おじさん」 フロッグマンの背後にいつの間にか少女が立っていた。 ブードゥー・メランコリックとの戦闘の為に夏美の拘束をといて嘔吐男を戦闘に回していたのだったが。 戦闘に興じる魔人達の認識から夏美は完全に外れていた。 「人を殺すってとっても楽しいんだね」 ニコリと笑って夏美はフロッグマンの肩からナイフを乱暴に引き抜きた。 「げ、ゲロォ!?」 フロッグマンの顔が再び苦痛に歪む。 夏美はナイフを一閃する。 普通であれば百戦錬磨の魔人殺人鬼のフロッグマンにとって。 少女の斬撃を回避するなど造作もない。 だが、しかし。 「こういう動きをされるのが苦痛なんだよね。わかるよ」 「げ、ゲロロ…」 まるでフロッグマンの動きを読んでいたようにナイフが閃きその首を斬り裂いた。 首から血を噴き出しながらフロッグマンとその人形である嘔吐男が崩れ落ちる。 「ああ、おじさんの死の痛みを感じる。喉を描き切られて息ができなくて苦しいんだね。痛いんだね。んふ!んふふふふ!」 夏美が嗤うとフロッグマンの顔が奇妙に歪む。 その顔は夏美の笑顔とまったく同じ。 「ゲ、ゲコッ…げぼッ!ゲロゲロゲロッ!」 血溜まりの中でフロッグマンが断末魔の笑い声を上げる。 「私もおじさんの気持ちが解るよ。だから、おじさんも私の気持ちが解るよね。痛いは気持ちいい、苦しいは楽しい。んふ!んふふふふ!人は苦しみと楽しみを分かち合う!」 夏美の声にフロッグマンはもう応えない。 「な、なんてことだ!楽なターゲットかと思ったらとんだ化け物だ!ははッ!殺しがいがあるじゃないか!」 ブードゥー・メランコリックが歓喜の声を上げて拳銃を投げる。 「ブーメラン!」 銃弾を不規則に撒き散らしながら拳銃が空中を舞う。 「わかるよ、人に当たると楽しいんだよね。足を狙って動きを止めたいんだよね。人が苦しむ所を見るのが楽しいんだね。わかるよ、その気持ち!」 まるで踊るように夏美がくるくると舞う。 そのダンスに合わせるかのように銃弾が足の合間を縫って着弾した。 「楽しい楽しい!まるでタップダンスのリズムみたい!人を殺すってこんなに楽しいんだ!お兄さんの喜びが私に伝わるよ」 夏美が嗤う。 ブードゥー・メランコリックもまた笑いながら斧を投げる。 「ひ、ひひッ!なんだ?この喜びは!?私の喜びじゃ!ない!ひひひ!」 ブーメラン軌道を描く斧を夏美は難なく避ける。 「お兄さんにも楽しみを分けてあげる。痛いってとってもいい気持ちなんだよ」 夏美が手に持ったナイフを自分の手のひらに突き立てた。 「おげぎゃあ!ヒヒ!アハハ!」 悲鳴を上げたのはブードゥー・メランコリックだった。 笑いながら手を押さえまるでナイフが突き刺さったように痛みに苦しむ。 「んふ!痛い!骨を避けたけれど手をナイフが貫通するってこんな痛みなんだ!んふ!んふふふふ!」 痛みに苦しむブードゥー・メランコリックを顧みる事もなく。 夏美はナイフの刺さった手を空に掲げうっとりと見つめていた。 そして。 ブーメラン軌道を描いて戻った斧をその手に掴み取ることなく。 斧はブードゥー・メランコリックの苦痛と快楽に歪む顔面を叩き割った。 「んふ!んふふっふ!頭が割れるみたいに痛い!死ぬってこんなに苦しくて」 頭を押さえながら夏美は歓喜の笑みを浮かべた。 「楽しいのね」 ブードゥー・メランコリックの武器が詰まったショルダーバックを拾うと。 小津夏美は東京の闇へと軽やかにあるきだした。 他人と苦痛と快楽を共有する能力。 苦痛と快楽の指向性で他人の行動を読み、自らの感情で他人の意思を汚染する恐るべき魔人能力。 その名は「クラック・クラック」 殺人鬼たちの快楽を飲み込み自らの糧とする殺人鬼。 他人と会話しているようで自らに取り込んだ快楽との対話を楽しむ異質の魔人。 その名は「ガールズトーク」 クラップクラップ。 拍手喝采、楽しい時は手を叩きましょう。 私は夜に歩き出す。 楽しい夜になりそうね。 今、私は飛び立ちます。 一羽の鳥として。